飛騨高山ヴィルトーゾオーケストラのコンサートでは、ヴァイオリン2丁、ヴィオラ1丁、チェロ1丁の春慶弦楽器がステージに華を添えます。
この楽器は、「飛騨高山文化芸術祭こだま~れ2013」の「春慶塗で弦楽器をつくろう!」プロジェクトにおいて製作されました。
江戸時代に高山で生まれた国指定伝統的工芸品の「飛騨春慶」と、ヴァイオリン製作等で世界的に有名なイタリアのクレモナ市で製作された「弦楽器」とコラボレーションにより生み出されました。

楽器の本体の製作は、世界的な弦楽器製作者として有名なリカルド・ベルコンツィ氏、塗りは飛騨春慶連合協同組合、セットアップはクロサワバイオリンのパブロ・サッコ氏の手によって行われました。
今回のこのライブ録音でも、西洋と日本の調和のとれた音を聴くことができます。